プラグコードの断線について
今日はプラグコードの断線についてです
下の写真のように 2次側の抵抗値は無限大(0Ωでは有りませんよ)です
コイルまたはコードのどこかで断線しています
おそらくコイルの断線の可能性は低いと思いますので コードだと思います
この状態でもエンジンは回っています 走りにもほとんど影響は有りません
普通に走ります!
この事例は私のBANDIT1200で起こった事例でして
MSAのテストで オシロスコープをつないで点火1次波形を見ているときに
波形がおかしいことにきずきました 当初、テスト中のMSAかな?
と思いましたが原因はコイルやプラグコードのようです
断線状態でのオシロの(緑色)波形です
正常のオシロの(紫色)波形です
波形から放電時間が短いことが分かりますね
さて、肝心な断線箇所は・・・
プラグコードとプラグキャップの接続しているところです
右が断線していたところで 左は正常です
断線と言っても10mmも離れていたわけでもないと思いますから
ここで火花が飛んでいたと思われ、黒くすすけています
プラグキャップの方は
中から 炭化した芯線もしくは絶縁体が出てきました・・・
おそらくコイルとコードを購入して組み立てたときに
接続(ねじ込み)が悪かったのだと思います
しっかり組んだはずだったのですが・・・
新品は 組み込んだ状態で発売されていますが 組んだときは・・・
先にコイル側を接着して プラグキャップを外してコードの長さを調整、
その後、コードとキャップを組み込みました
3年前かな 振動で切れたのか、私の組み込みが悪かったのか・・・ですね
今回、コード4本とも作り直しました
コードを10mmほどカットして 新しい芯線を確認して
プラグキャップをねじ込みなおします
完成して写真のように抵抗値を測ります まず、2次側からです
このプラグコード自体には抵抗は有りません ただの銅線です
プラグキャップは5KΩの抵抗が入っています
テスターの表示は 32.8KΩです
直列にプラグキャップの抵抗5KΩが2個入っていることになりますから
コイルの2次側は22.8KΩです これが正常の抵抗値となります
今度はコイルの1次側は1.1Ωです このコイルはこれが正常値です
今回の断線では・・・
この点火システムの場合 コイル1個で2個のスパークプラグを駆動します
火花は スパークプラグの2箇所と 断線箇所で1箇所の
3箇所で 火花が飛んでいることになります
断線状態でのプラグの火花は 目で見る限り、若干弱いような気がします
あくまで目視ですから 気のせいかも知れませんが・・・
異常に薄い混合気や濃い混合気のときに失火するかも? この程度だと思います
程度は有りますが プラグコードが断線しても普通に走りますが
ノイズは ずいぶん増えると思いますので 当然、直してくださいね!
私のBANDIT1200は点火装置のテストでオシロスコープを接続して
波形を見ますから 発見は早いと思いますが
今回の経験で プラグの焼けのチェックや 交換時にはコードの抵抗も
計測した方が良いかもと思いました
下の写真のように 2次側の抵抗値は無限大(0Ωでは有りませんよ)です
コイルまたはコードのどこかで断線しています
おそらくコイルの断線の可能性は低いと思いますので コードだと思います
この状態でもエンジンは回っています 走りにもほとんど影響は有りません
普通に走ります!
この事例は私のBANDIT1200で起こった事例でして
MSAのテストで オシロスコープをつないで点火1次波形を見ているときに
波形がおかしいことにきずきました 当初、テスト中のMSAかな?
と思いましたが原因はコイルやプラグコードのようです
断線状態でのオシロの(緑色)波形です
正常のオシロの(紫色)波形です
波形から放電時間が短いことが分かりますね
さて、肝心な断線箇所は・・・
プラグコードとプラグキャップの接続しているところです
右が断線していたところで 左は正常です
断線と言っても10mmも離れていたわけでもないと思いますから
ここで火花が飛んでいたと思われ、黒くすすけています
プラグキャップの方は
中から 炭化した芯線もしくは絶縁体が出てきました・・・
おそらくコイルとコードを購入して組み立てたときに
接続(ねじ込み)が悪かったのだと思います
しっかり組んだはずだったのですが・・・
新品は 組み込んだ状態で発売されていますが 組んだときは・・・
先にコイル側を接着して プラグキャップを外してコードの長さを調整、
その後、コードとキャップを組み込みました
3年前かな 振動で切れたのか、私の組み込みが悪かったのか・・・ですね
今回、コード4本とも作り直しました
コードを10mmほどカットして 新しい芯線を確認して
プラグキャップをねじ込みなおします
完成して写真のように抵抗値を測ります まず、2次側からです
このプラグコード自体には抵抗は有りません ただの銅線です
プラグキャップは5KΩの抵抗が入っています
テスターの表示は 32.8KΩです
直列にプラグキャップの抵抗5KΩが2個入っていることになりますから
コイルの2次側は22.8KΩです これが正常の抵抗値となります
今度はコイルの1次側は1.1Ωです このコイルはこれが正常値です
今回の断線では・・・
この点火システムの場合 コイル1個で2個のスパークプラグを駆動します
火花は スパークプラグの2箇所と 断線箇所で1箇所の
3箇所で 火花が飛んでいることになります
断線状態でのプラグの火花は 目で見る限り、若干弱いような気がします
あくまで目視ですから 気のせいかも知れませんが・・・
異常に薄い混合気や濃い混合気のときに失火するかも? この程度だと思います
程度は有りますが プラグコードが断線しても普通に走りますが
ノイズは ずいぶん増えると思いますので 当然、直してくださいね!
私のBANDIT1200は点火装置のテストでオシロスコープを接続して
波形を見ますから 発見は早いと思いますが
今回の経験で プラグの焼けのチェックや 交換時にはコードの抵抗も
計測した方が良いかもと思いました