ジェットスキー用EMS

当社の エンジンマネージメントシステムEMSを ジェットスキーのレースに使用していただいている
クレージーハウスさんから 予備のEMSの調子が悪いととのことで お預かりしてきました
https://crazy-house.net/

ジェットスキーの場合 簡単にテストできる環境ではありません
まず、水の上ですからそこまで出向かなければなりません
出向いても 水の上・・・ 測定器を積むわけにも行きません!

そこで必要なものはシミュレーターです
特にジェットスキーなら必需品です 机の上でテストできますからね!

IMG_20230924_124531615640.jpg

EMSはケースから出して基板むき出しで シミュレーターに接続します
入力センサーは TPSやMAPセンサー、温度センサー、空燃比、予備のダミーセンサーなどVRで対応

出力は インジェクターやコイルを使用しても良いのですが それらを駆動する電力も必要になりますし
感電やインジェクターは長時間シミュレーターで作動させると冷却も必要になります
そこで LEDをモニターに使用しています 
このようにすれば 比較的安価な安定化電源で電圧などを変更してテストも可能になります

ピックアップ信号は マイコンで信号を作っています
今回のジェットスキーの場合は レブリミッターのチェックが出来るように
ダイヤルを回すことで 100~11000rpmまで信号を発生させています

早速、シミュレーターで見てみると・・・

IMG_20230924_124642206640.jpg

I/J_1のLEDが消灯しています と言うことは・・・
インジェクター_1から燃料が噴射されていません 原因が分かりました

基板をチェックしてみると・・・ 
配線を基板に半田付けしていますが 半田の所から折れています
折れた配線の被覆を剥がすと 本来は銅の色(赤茶色)ですが酸化して変色しています
酸化と振動で折れたと思われます

IMG_20230924_125631806640.jpg

内部をMSAやV-UP16同様にシリコンで埋めればよいと思いますが
今後一切、仕様変更や修理が出来なくなりますので 製作後はコーティング処理のみとしています
過去にも 配線の酸化でケーブル交換など行っていますので
メンテナンスのために このような方法としています

この酸化した配線は 半田付けが出来ないんですよね~
しかも、銅線は酸化すると もろくなってすぐ折れます
おそらく他の配線も酸化しているだろうし・・・
ジェットスキーの場合 陸の上のバイクなどと比べると 配線の痛みは10倍くらい早く感じます
電気部品にとって やはり水は大敵なんですね~

修理方法は 相談することにします・・・

tag : フルコンEMSエンジンマネージメントシステムシミュレーションシミュレーターマイコン

プロフィール

YSD yoshi

YSD yoshi
車やバイク用の点火チューニングパーツ、V-UP16やマルチスパークアンプMSAの製造販売、当社のエンジンマネージメントシステムEMSフルコンを使用して キャブ仕様からインジェクション仕様への変更も行ったりしています

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