ジェットスキー用EMSの修理

配線の腐食で 断線・・・
修理と言うよりは オーバーホールの表現が合ってているような気がします
ジェットスキー用のEMSフルコン

基板を丸裸にして清掃して
今回はケースの腐食やシールもヘタリ気味・・・
ケースから配線まで すべて交換します
再使用はメイン基板のみです

DSC00594640.jpg

分解後基板のコーティングを掃除して 新しい配線を付けますが
何度も付け替えが出来るわけではありません 
スルホールもどんどん傷んでいきますので これが最後かな?
一部には 基板上に腐食も有りますので・・・ 次回は交換した方が良さそうです

基板に配線を付けて ケースに収めますが防水仕様ですからね~
このような部材で防水仕様にします

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このような部材を使用しても 温度差でケース内部の空気膨張や縮小で水分が入る可能性もあります
湿気や結露の心配も そのために最近は 基板をコーティングします
組み立てる前に シミュレーターで作動確認を行います

DSC00600640.jpg

EMSの機能は正常に作動していますので 組み立てますが・・・
ネジロック剤が 高強度しかないことに気が付きました
2.6mmに高強度は無理でしょうから 低強度を取り寄せてから組付けになります
ジェットスキーは 振動もすごいので・・・

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組みあがりましたので シミュレーターでテストして・・・
OKでしたので 納品します

tag : フルコンEMSエンジンマネージメントシステムシミュレーターシミュレーション

配線の腐食・・・

こちらの都合で 昨年から修理お待ちいただいていました
ジェットスキー用EMSフルコンを お預かりしてきました
腐食が原因で配線が断線したEMSフルコンの修理です

点検したときの記事はこちらです
http://twintop1.blog.fc2.com/blog-entry-3346.html

さすがに配線がこれほど腐食すると 配線は交換することになります
基板から 100mmくらいで配線を切ってみました
その部分に腐食が無ければ 短くして再使用とも考えましたが 無駄でした・・・

IMG_20240113_140438647640.jpg

腐食している配線と していない配線です
ジェットスキーの場合 1年くらいでこのようになる場合も有ります
基板からすべて配線を外して清掃して 配線を交換します
配線は 銅の色赤茶の色ですが 真っ黒の所も有ります

IMG_20240114_142141257640.jpg

以前から MSAやV-UP16、EMSに使用しているケーブルは錫メッキ線を使用してきましたが
ジェットスキー用EMSは防水の為 多芯ケーブルを使用してきました
多芯ケーブルでも錫メッキ線を使用した物が有りましたので 今回からこれを使用して交換します
多少でも腐食に強くなれば 良いのですが・・・

部材を手配しましたので 部材待ちとなります
入荷次第 組み立てますので しばらくお待ちください

ジェットスキー用EMS

当社の エンジンマネージメントシステムEMSを ジェットスキーのレースに使用していただいている
クレージーハウスさんから 予備のEMSの調子が悪いととのことで お預かりしてきました
https://crazy-house.net/

ジェットスキーの場合 簡単にテストできる環境ではありません
まず、水の上ですからそこまで出向かなければなりません
出向いても 水の上・・・ 測定器を積むわけにも行きません!

そこで必要なものはシミュレーターです
特にジェットスキーなら必需品です 机の上でテストできますからね!

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EMSはケースから出して基板むき出しで シミュレーターに接続します
入力センサーは TPSやMAPセンサー、温度センサー、空燃比、予備のダミーセンサーなどVRで対応

出力は インジェクターやコイルを使用しても良いのですが それらを駆動する電力も必要になりますし
感電やインジェクターは長時間シミュレーターで作動させると冷却も必要になります
そこで LEDをモニターに使用しています 
このようにすれば 比較的安価な安定化電源で電圧などを変更してテストも可能になります

ピックアップ信号は マイコンで信号を作っています
今回のジェットスキーの場合は レブリミッターのチェックが出来るように
ダイヤルを回すことで 100~11000rpmまで信号を発生させています

早速、シミュレーターで見てみると・・・

IMG_20230924_124642206640.jpg

I/J_1のLEDが消灯しています と言うことは・・・
インジェクター_1から燃料が噴射されていません 原因が分かりました

基板をチェックしてみると・・・ 
配線を基板に半田付けしていますが 半田の所から折れています
折れた配線の被覆を剥がすと 本来は銅の色(赤茶色)ですが酸化して変色しています
酸化と振動で折れたと思われます

IMG_20230924_125631806640.jpg

内部をMSAやV-UP16同様にシリコンで埋めればよいと思いますが
今後一切、仕様変更や修理が出来なくなりますので 製作後はコーティング処理のみとしています
過去にも 配線の酸化でケーブル交換など行っていますので
メンテナンスのために このような方法としています

この酸化した配線は 半田付けが出来ないんですよね~
しかも、銅線は酸化すると もろくなってすぐ折れます
おそらく他の配線も酸化しているだろうし・・・
ジェットスキーの場合 陸の上のバイクなどと比べると 配線の痛みは10倍くらい早く感じます
電気部品にとって やはり水は大敵なんですね~

修理方法は 相談することにします・・・

tag : フルコンEMSエンジンマネージメントシステムシミュレーションシミュレーターマイコン

ジェットスキー用EMSの点検

ジェットスキー用のEMSの調子が悪いとのことで 点検中です

出向いて症状を確認してみると 確かにおかしいです
どこがおかしいではなく EMSと通信もできない状態です

試しにDOS画面から通信を試みても 相手にしてくれません・・・
大変申し訳ありませんが預からせてくださいと 持ち帰ってきました
今まで 何台か装着してきましたが初めてです・・・

ジェットスキーですから水濡れの可能性や 配線の腐食、接触不良など
いろいろ調べましたが おかしなところは有りません
肝心なECU基板も綺麗なものです
いろいろ試して結論は・・・
完全に初期化したら 通信も可能となり正常になりました

その後はシミュレーションです
IMG_20220510_121810624_BURST001.jpg

今回は特に念入りに行います
実際にエンジンを回すわけにも行きません
エンジンの代わりになるシミュレーターも 当社で製作して納めさせていただきました
これをお借りして エンジンを回っていることにして条件を変更して 
作動確認と 耐久試験と言うのは大げさですが 長時間テストします

これが専用のシミュレーターです
IMG_20220510_121820246.jpg

スロットルセンサーやMAPセンサー、水温、吸気温、空燃比などの
各センサーの信号を疑似出力します
コイルやインジェクターなどの出力アクチュエターはLEDで代用しています
もちろんクランク角センサー信号も 出力していますよ

PC画面です
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正常に動いています
念のため もうしばらくテストを継続します

久しぶりに木曽川へ・・・

何年ぶりだろう? 
久しぶりにジェットスキーに乗っていたころ通ったゲレンデへ・・・
当社のジェットスキー用エンジンマネージメントシステムEMSの検証で出かけました

私が乗っていたころは 2スト全盛の時代で ランナバウトの4ストが出始めのころですね
今は すべて4ストに代わりました もちろんキャブレターではなく インジェクション仕様です
排気量も1000~1800ccで3気筒または4気筒で 過給機付きも・・・
景色を楽しんでいる余裕もなく 仕事をしていましたよ
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久しぶりに出向いたら・・・

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車1台分くらい 岸の部分が少なくなっていました 増水で岸がえぐられたそうです
その部分が遠浅になり 写真のように車はほとんど水の中に入れないと 下ろせません
この状態では 私が乗っていたエスティマでは下ろせませんね~
プロフィール

YSD yoshi

YSD yoshi
車やバイク用の点火チューニングパーツ、V-UP16やマルチスパークアンプMSAの製造販売、当社のエンジンマネージメントシステムEMSフルコンを使用して キャブ仕様からインジェクション仕様への変更も行ったりしています

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