ジェットスキー用EMSのハーネス完成です
先日、下準備で皮をむいておいた
カワサキジェットスキー1500SX-Rの純正ハーネスの加工です
当社のEMS用に純正ECU付近で配線を切断して
不要なものは撤去、新しく必要なものは入線し EMS専用ハーネスとして作り直します
写真は完成したものです

レース専用として EMSを使用しています
セッティングも行いますので 空燃比計も接続できるように配線加工も行います
元々、ハンドルポールに モニターランプが2個装備されています
これも点灯するようにしていますが このランプは一ひねり 工夫がしてありまして・・・
いろんなモニターに使用可能なように設定変更で可能です
例えば 温度何度以上で点灯とか 回転数で点灯させるとか・・・
空燃比の範囲を指定して 点灯させるとか・・・
アイデア次第で いろんなモニターとして使用できるようにしてあります!
EMSとの接続部分は こうなります

どなたでも入手可能な カプラーで製作しています
水の上ですから 端子などが腐食したときのカプラー交換が
簡単にできるように特殊なものは使用せず 簡単に入手できるもので製作しています
カワサキジェットスキー1500SX-Rの純正ハーネスの加工です
当社のEMS用に純正ECU付近で配線を切断して
不要なものは撤去、新しく必要なものは入線し EMS専用ハーネスとして作り直します
写真は完成したものです

レース専用として EMSを使用しています
セッティングも行いますので 空燃比計も接続できるように配線加工も行います
元々、ハンドルポールに モニターランプが2個装備されています
これも点灯するようにしていますが このランプは一ひねり 工夫がしてありまして・・・
いろんなモニターに使用可能なように設定変更で可能です
例えば 温度何度以上で点灯とか 回転数で点灯させるとか・・・
空燃比の範囲を指定して 点灯させるとか・・・
アイデア次第で いろんなモニターとして使用できるようにしてあります!
EMSとの接続部分は こうなります

どなたでも入手可能な カプラーで製作しています
水の上ですから 端子などが腐食したときのカプラー交換が
簡単にできるように特殊なものは使用せず 簡単に入手できるもので製作しています
ジェットスキー、EMS用ハーネス製作
ジェットスキー用EMSのスペアーパーツ
カワサキSX-R用EMSフルコンのスペアーパーツの注文が入りました
MSA仕様のイグナイターとV-UP16、それのハーネス一式です
当社のMSAマルチスパークアンプはフルコン用イグナイターとして
使用できるように当初から設計しております
おそらく当社のEMSだけでなく 他のフルコン用イグナイターとしても動くと思います
内部の回路とソフトを変更して対応しておりますが
出荷台数はフルコンの販売数とスペアーパーツのみです
このためシミュレーターは製作しておりません
私のBANDIT1200はEMS仕様ですから シミュレーターの代わりに使用します
コネクターも同じですから差し替えれば テストできます
ただし、オシロプローブを接続するために コネクターから端子を抜いてテストします

ジェットスキー用のMSAのセッティングは バイクと同じで
6000rpmを境に 低回転側5回、高回転側3回としております
オシロスコープで確認します
ジェットスキーは最高回転数が9000rpm弱かな?
車のエンジンでは ここまで回るものも少ないですが バイクなら楽勝です
シミュレーターにはピッタリでしょ ついでに走ってテストしました 11000rpmまで異常なしです!
内部を防水、防振のためシリコンで埋めて完成です

ついでの ついでに・・・
先日、BANDIT1200の暖気補正を変更しました
どうせエンジンを始動するのですから こちらのテストも行います

少し、濃すぎるところも有りましたので 修正しておきました
暖気中の話ですからね~ 走れないでは困りますが・・・
エンジンを始動して すぐに走り出しても問題ありませんので 今回はこれぐらいで終了とします
完全に暖気が終了すれば セッティングは完璧ですよ!
MSA仕様のイグナイターとV-UP16、それのハーネス一式です
当社のMSAマルチスパークアンプはフルコン用イグナイターとして
使用できるように当初から設計しております
おそらく当社のEMSだけでなく 他のフルコン用イグナイターとしても動くと思います
内部の回路とソフトを変更して対応しておりますが
出荷台数はフルコンの販売数とスペアーパーツのみです
このためシミュレーターは製作しておりません
私のBANDIT1200はEMS仕様ですから シミュレーターの代わりに使用します
コネクターも同じですから差し替えれば テストできます
ただし、オシロプローブを接続するために コネクターから端子を抜いてテストします

ジェットスキー用のMSAのセッティングは バイクと同じで
6000rpmを境に 低回転側5回、高回転側3回としております
オシロスコープで確認します
ジェットスキーは最高回転数が9000rpm弱かな?
車のエンジンでは ここまで回るものも少ないですが バイクなら楽勝です
シミュレーターにはピッタリでしょ ついでに走ってテストしました 11000rpmまで異常なしです!
内部を防水、防振のためシリコンで埋めて完成です

ついでの ついでに・・・
先日、BANDIT1200の暖気補正を変更しました
どうせエンジンを始動するのですから こちらのテストも行います

少し、濃すぎるところも有りましたので 修正しておきました
暖気中の話ですからね~ 走れないでは困りますが・・・
エンジンを始動して すぐに走り出しても問題ありませんので 今回はこれぐらいで終了とします
完全に暖気が終了すれば セッティングは完璧ですよ!
ジェットスキー用EMSの組み立てです
先日から 謎の解明で苦労しております SX-R用EMSです
このまま お預かりして検証をしても先には進まないように感じますので
分解したEMSを組み立てて ハーネスも一部修理と言うか改良と言うか・・・
対策を施して テストして頂こうと思います
丸裸にしたEMSを元の姿に戻します
配線も検査しましたので 途中で切断しています
再使用はできません 新品に交換します

一番外側の被覆と配線の隙間から水の侵入を防ぐために
シリコンを充填して 防水仕様の熱収縮チューブをかぶせて 防水を性能を上げます

このように防水仕様は手間がかかりますが 水が入るともっと手間がかかりますので・・・
ワイヤーハーネスも気が付いたところは対策します

主にアース回路の配線をチェックします
いつもテスターで導通チェックのブザー音ではなく 抵抗値まで見ますが
今回は 据え置き型のDMMで 計測電流を変更して計測しました これでも異常は分かりませんでした
不具合個所もありましたので その部分は修理完了しております
また、今回の不具合とは関係ありませんが 腐食の状態です

多芯ケーブルの1本だけがこのように腐食しております
一番上の写真でもわかるように 配線長は600mmほど有りますが
ケースに入るところまで 500mmくらいでしょうか このように酸化しています
隣の銅線と比べても明らかですね
当然ですが ワイヤーハーネス側も同じように酸化しておりまして
この配線は ハーネスから抜いて交換可能でしたので交換しておきました
このまま お預かりして検証をしても先には進まないように感じますので
分解したEMSを組み立てて ハーネスも一部修理と言うか改良と言うか・・・
対策を施して テストして頂こうと思います
丸裸にしたEMSを元の姿に戻します
配線も検査しましたので 途中で切断しています
再使用はできません 新品に交換します

一番外側の被覆と配線の隙間から水の侵入を防ぐために
シリコンを充填して 防水仕様の熱収縮チューブをかぶせて 防水を性能を上げます

このように防水仕様は手間がかかりますが 水が入るともっと手間がかかりますので・・・
ワイヤーハーネスも気が付いたところは対策します

主にアース回路の配線をチェックします
いつもテスターで導通チェックのブザー音ではなく 抵抗値まで見ますが
今回は 据え置き型のDMMで 計測電流を変更して計測しました これでも異常は分かりませんでした
不具合個所もありましたので その部分は修理完了しております
また、今回の不具合とは関係ありませんが 腐食の状態です

多芯ケーブルの1本だけがこのように腐食しております
一番上の写真でもわかるように 配線長は600mmほど有りますが
ケースに入るところまで 500mmくらいでしょうか このように酸化しています
隣の銅線と比べても明らかですね
当然ですが ワイヤーハーネス側も同じように酸化しておりまして
この配線は ハーネスから抜いて交換可能でしたので交換しておきました
謎・・・
謎なんですよね~ カワサキ1500SX-RのEMSの不具合・・・
先日、お客さんのところへ出張していろいろ調べました
http://twintop1.blog.fc2.com/blog-entry-2425.html
症状は アイドリングは正常でアクセルを開け回転を上がるリミッターが聞いたように吹き上がらない
症状を確認して どのような対策をすれば症状は解決する! ここまでは分かりました
ここまで来るのに・・・
症状、データーロガーのログやオシロの波形からおおよその見当を付けて対策をします
この対策を行った結果 症状は改善されたのですが・・・
では おかしいだろうと見当を付けたところが本当におかしいのか?
調べると 私が想像していた不具合は見つからない・・・
こんなことで タイトルの通り 「謎」なんです

不具合の検証
症状は上記に書いた通りで ログを見ると回転数が発症時に0rpmになっている
このような状況ですから 疑うのはピックアップ関連 もしくは電源関連になります
ログのエラーメッセージでも ピックアップ関連のエラーとして記録されていますので
原因はピックアップ関連だと思われます
ピックアップの波形をオシロスコープで見ると GNDレベルが不安定ですので
EMSが回転数を認識できないと判断しました
今回、私の想像したトラブルは・・・
水(海水)の侵入でアース配線が腐食や断線まではいかないにしても 配線の抵抗が増えて
電流の流れが悪くなり ECUのアース電位が上がり不具合かな?
そのためアイドリングではアース線を流れる電流が少なく正常に近く
アクセルを開けると インジェクターの駆動比率が上がり それに伴い電流が増加して不具合発生
こんな想像をしました
多分、このトラブルシューティングで合っていると思うのですが・・・
念のため ECU付近は完全にバラシテ検証しましたが それらしいところは見つからず・・・

結局、ジェットスキーからハーネスを抜き持ち帰り検証することにしました

どこかに原因が有るはずなんですが・・・
あまり分解すると 余計に症状がひどくなっても困ります
腐食が進んだ配線は もろすぎて補修が不可能の場合も有ります
もしくは 直ったように見えても 一時的だったり・・・
別途、配線を追加する方法にするかも? もう少し時間が必要です
電気は水は大敵ですよ! 特に海水はね~
空気が入るところは水も入りますから・・・
先日、お客さんのところへ出張していろいろ調べました
http://twintop1.blog.fc2.com/blog-entry-2425.html
症状は アイドリングは正常でアクセルを開け回転を上がるリミッターが聞いたように吹き上がらない
症状を確認して どのような対策をすれば症状は解決する! ここまでは分かりました
ここまで来るのに・・・
症状、データーロガーのログやオシロの波形からおおよその見当を付けて対策をします
この対策を行った結果 症状は改善されたのですが・・・
では おかしいだろうと見当を付けたところが本当におかしいのか?
調べると 私が想像していた不具合は見つからない・・・
こんなことで タイトルの通り 「謎」なんです

不具合の検証
症状は上記に書いた通りで ログを見ると回転数が発症時に0rpmになっている
このような状況ですから 疑うのはピックアップ関連 もしくは電源関連になります
ログのエラーメッセージでも ピックアップ関連のエラーとして記録されていますので
原因はピックアップ関連だと思われます
ピックアップの波形をオシロスコープで見ると GNDレベルが不安定ですので
EMSが回転数を認識できないと判断しました
今回、私の想像したトラブルは・・・
水(海水)の侵入でアース配線が腐食や断線まではいかないにしても 配線の抵抗が増えて
電流の流れが悪くなり ECUのアース電位が上がり不具合かな?
そのためアイドリングではアース線を流れる電流が少なく正常に近く
アクセルを開けると インジェクターの駆動比率が上がり それに伴い電流が増加して不具合発生
こんな想像をしました
多分、このトラブルシューティングで合っていると思うのですが・・・
念のため ECU付近は完全にバラシテ検証しましたが それらしいところは見つからず・・・

結局、ジェットスキーからハーネスを抜き持ち帰り検証することにしました

どこかに原因が有るはずなんですが・・・
あまり分解すると 余計に症状がひどくなっても困ります
腐食が進んだ配線は もろすぎて補修が不可能の場合も有ります
もしくは 直ったように見えても 一時的だったり・・・
別途、配線を追加する方法にするかも? もう少し時間が必要です
電気は水は大敵ですよ! 特に海水はね~
空気が入るところは水も入りますから・・・