DUCATI_996は納車させていただきました

先日、DUCATI_996へのEMS取り付けは完了して納車させていただきました

オーナーさんに 今回の施工の配線図や純正からの変更箇所等を説明して
一番肝心な セッティングソフトの設定方法やセッティング方法などを
一通り説明させていただき 試運転時には実際にセッティングをしていただきました

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試運転時に セッティング初期には大変便利な機能
オートチューニングを使用していただき セッティングの違いで
走りの変化を体感していただきました
この違いを体感すると 「こんなに違うんですか?」と皆さん驚かれます・・・
 
調子が悪く走れない状態は論外ですが ある程度不自由なく走れる状態まで
セッティングをしていますので ここから、変更すればどんどん良くなります
データーロガーで 変更した状態を数字でも確認できます
これで、病み付きになられると思います
今後は 自分好みにセッティングしてください
1488098734.jpg


過去にインジェクションのセッティングした経験がある方なら
比較的早く慣れていただけると思いますが 経験の無い方は当初は難しいと思いますが
現状のセッティングを ファイルとしてバックアップを取っていただければ
いつでも 元の状態に戻せますので 怖がらずにセッティングを変更して
慣れていただくことが 一番重要だと思います
悪くなれば 元のセッティングに戻すだけですから 1分もかかりません!

エンジンマネージメントシステムEMSは 
納車すれば 「おしまい!」と言う商品では有りません
ここからのサポートの方が 重要だと考えますので ご安心ください
サポートは 行ないます!

これから 自分好みにセッティングされると思いますが
セッティングされると不明な点も出てくるはずです
遠慮なく お問い合わせください

DUCATI_996のEMS仕様はひとまず完成です

今日で DUCATI_996のEMS仕様は一応、完成とします!

走ることは可能ですが セッティングがまだ、完了しておりませんので 
一応、完成としました・・・

今日は オーナーさんに来ていただき 
ノートPCの接続状況やソフトの初期設定をして
試運転や セッティングソフト、ロガーソフトの使い方など
いろいろと操作説明をさせていただきました
点火時期で どれぐらいトルクの出方が違うのかとか
試運転のログを見て セッティング初期には有効な
オートチューニングの使用方法 具体的なマップの変更方法など
大まかに説明させていただきました
短時間では説明できませんので 日を改めて説明させていただきます

オーナーさんが 来店される前にエンジンの始動動画を取りました

映像は暖気は終了した状態ですが 冷えた状態でも 
アクセル操作はせずに セルのみで始動します
カラ吹かしも問題はありません この状態で走行可能ですよ
実際に走っていますし・・・
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この後のセッティングは オーナーさんにお任せしますが
慣れやコツが必要ですので サポートもさせていただきます

今回は ノーマルECUでも配線を差し替えれば動くように取り付けしましたので
ノーマルECUと比較して違いも体感できると思います

オーナーさんとの話の中で・・・
この時期でも水温上昇で電動ファンが回り、止まないとのことです
ノーマル状態での電動ファンの作動温度は 実際の計測で84度でした 
試運転時は 電動ファンの回る温度、80度より低い
水温75度で走り出して どんどん水温が下がっていきます
10分ほどの走行後の温度は 67度まで下がりました・・・

走り方の違いはあると思いますが ノーマル状態では
エンジンの発熱が 多いことになりますね~
ガンガン回して走れば別ですが・・・

同じような走行状態でエンジンの発熱が違う場合と考えると
あくまで方向性としては 
燃調が薄いと燃焼温度が高くなります 
点火時期が遅いと排気温度は高くなります
このようなことが言えますので フルコンでセッティング変更したため
エンジンの発熱量が減ったと考えられますね
オーナーさんも興味があるとのことで 比較されると思いますよ

自由にセッティングを変えられることが こんなに面白いとは・・・
とのことでした
オーナーさんは これから十分楽しまれると思います

DUCATI_996へ エンジンマネージメントシステムEMSの
取り付けも あと、1回位かな!

フルコン、エンジンマネージメントシステムEMSの詳細は
http://www.ne.jp/asahi/twin/top/syouhin/EMS/ems.html

DUCATI_996EMS仕様のハンドル周りのスイッチ

今日も DUCATI_996のエンジンマネージメントシステムEMSです

ハンドル周りに スイッチを取り付けます
燃料マップや 点火マップを走行中に切り替えるスイッチや
走行ログにマークを付けるスイッチです
完成は このようになります
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このスイッチは防水ではありませんので 悪しからず・・・
これを防水スイッチに変更すると 大きさがね~
到底 この場所には取り付けできません
マップ切り替えスイッチならまだしも ログマークスイッチは
走行中に押しますので ハンドルから手を離したくないんですね~
危ないですから!
このスイッチは 便利ですよ! 
走行後 長いログでもマークの位置が簡単に分かりますから
後で セッティングを変更する場所がすぐに分かります

それから・・・
暖気中や暖気が終了してからの 温度補正を合わせます
パソコンは2台で行ったほうが効率が良いので・・・
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コールドスタートは 1日に1回もしくは2回しかテストできませんので
朝と店を終う前に行います
暖気終了後の温度補正は 冷やしながら行えますからね
扇風機の風を当てながら 行います

ロガーをONにして・・・
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エンジンを始動して 放置して水温の上昇を待ちます

この後 ロガーを見ながら補正値を修正していき・・・
これを繰り返して 合わせていきます

修正が完了したログデーターです
1488098734.jpg

ノートパソコンは老眼に辛いので デスクトップで標示させて
隣には ノートパソコンを置いて 補正値の修正を行っています

醜いと思いますが雰囲気はつかめると思います
3段目の白が水温で、 一番上の黄色が空燃比で、下の赤が温度補正値です

水温が上昇していくと 同時に補正値を小さくしていき
空燃比があまり変化しないようにと だんだん薄くしていくようになっています
このログは 10分くらいのログです

DUCATI_996へ エンジンマネージメントシステムEMSの
取り付けも そろそろおしまいですよ!

フルコン、エンジンマネージメントシステムEMSの詳細は
http://www.ne.jp/asahi/twin/top/syouhin/EMS/ems.html

DUCATI_996のタコメーター対策回路の製作

今日も DUCATI_996のエンジンマネージメントシステムEMSです

タコメーターの標示が半分になりましたので 対策用回路の製作です

先日、ブレッドボード上で仮の結線を行い 作動確認を行いました
正常に作動しましたので バイクに搭載できるように基板にします
完成したものは このような物です
作動確認を行い この後、熱収縮チューブで絶縁処理をします
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久しぶりにユニバーサル基板で作りました・・・ 
1個しか作りませんが 基板設計用CADを使用します
あらかじめパターンなどは 重ならないように設計してから作りますので 
失敗はありませんからね!

まだ、ログマークスイッチや マップ切り替えスイッチの製作が残っていますので
これは明日作る予定です

まだまだ、続きますよ

フルコン、エンジンマネージメントシステムEMSの詳細は
http://www.ne.jp/asahi/twin/top/syouhin/EMS/ems.html

フルコンを装着した DUCATI_996の試運転完了です!

EMSを装着していますDUCATI_996の試運転が完了しました
とは言っても 私の体がボロボロですので 
オーナーさんにお越しいただき 今までの経過説明や
先日テストしたタコメーターの対策回路の検証などをしまして
試運転をしていただきました
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現状のセッティングは ノーマルECUからシミュレーターを使用して
断片的に拾い出したデーターをもとに私の経験からセッティングしたものです
いつもは この状態で私が走行していますので走るはずです

まずは、発進時のトルクの出具合ですね
アクセルを少し開けて回転を上げ、クラッチをミートするところの
トルクが薄いようですので 点火時期を3度ほど下げまして・・・
良くなったとのことでした
こんなに簡単に変わるの・・・と驚いておられました!

オーナーさんに「気お付けて」とお願いして 走っていただきました
見送っていると・・・ 
何事も無く走っていかれまして 一安心です
戻られて いろいろと状況をお聞きしました
良いところ、悪いところも有りますが セッティングで対処できますね

その時の、走行ログです
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濃いところ、薄いところは有りますが 特に問題は無いようです
エラー等もありませんので EMSの動作は正常です
後はセッティングをすれば大丈夫です

走行ログからは
この時期 水温がまったく上がらず65度付近です
いつも 冬場はガムテープでラジエターを少し目張りしていたそうです 
現状のセッティングでは温度補正で約10%増量しています
空燃比も 当然、濃い状態ですので この辺の見直しも必要のようですね
オーナーさんはこんなところまで数字で分かるんですねと 一言・・・
ずいぶん関心されていました
これから、どこをどのように対策するとかの参考になるといわれていました

試運転で 問題がでませんでしたの一安心です
後は マップ切り替え、ログマークスイッチ等の製作と
タコメーターの対策回路の製作が残っていますが
完成の目処は立ちました!

まだまだ、続きますよ

フルコン、エンジンマネージメントシステムEMSの詳細は
http://www.ne.jp/asahi/twin/top/syouhin/EMS/ems.html
プロフィール

twintop yoshi

twintop yoshi
車やバイク用の点火チューニングパーツ、V-UP16やマルチスパークアンプMSAの製造販売、当社のエンジンマネージメントシステムEMSフルコンを使用して キャブ仕様からインジェクション仕様への変更も行ったりしています

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