にえガレさんにRZ250を引き取りに来ていただきました

今日、にえガレさんのRZ250、EMS仕様が完成しましたので 
引き取りにお越しいただきました

セッティングソフトやロガーソフトなどを
インストールして 簡単な使い方を説明させていただきました
その後、タンクを外して ハードの説明やら
レギュレターテストなどをこなして
トランポに積み込んで 完了です
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このRZ250は 
フルコンと言っても 今回は点火系のみです
点火時期は ご自身で3次元マップを自由に設定できます
レブリミッターも設定可能です
手元のスイッチや調整ダイヤルで点火時期を走行中に変更できます
データーロガーを使用して 走行後にログデーターにて確認できます

これだけそろえばセッティングは数字を元に行えますから
効果も分かりやすいし 楽しくなると思いますよ!

にえガレに後はお任せしました
いろいろ弄繰り回してください!

にえガレさんに お越しいただきましたよ!

先日から 作業しておりました
RZ250へのエンジンマネージメントシステムEMSの装着は
当社での 取り付け調整も完了して試運転も済ませました
昨日 オーナーのにえガレさんにお越しいただき
にえガレさんに 試運転をしていただきました

いろいろな点火方式で試乗していただくために
まずは AC_CDIを取り付けてと・・・
エンジンが掛かりません?
いろいろ調べてみると・・・
先日、製作した AC_CDIが不良です
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このケースに収めるために 少々無理に収めました
これが原因のようです・・・
修理に時間が掛かりますのでこれでの試乗は断念することになりました


次は、TCI点火のMSA仕様プラスV-UP16です

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この試乗の前に V-UP16無しでも試乗していただきましたが
V-UP16の効果は  アイドリングから十分とのことで絶対必要です!
MSAの点火設定は 低回転5回、4000rpm以上で3回です

次は DC_CDIでのテストです
このDC_CDIは 私がジェットスキー用に製作、販売していたもので
消費電流が多すぎて通常の使用は出来ません 
あくまで テストのみです
点火設定は 低回転2回、4000rpm以上で 1回です
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いろいろな組み合わせで試乗していただき その簡単なインプレは
低回転は DC_CDIが力強いとのことで
高回転はTCIのMSA仕様+V-UP16が良いとのことでした
総合的には TCIのMSA仕様+V-UP16がベストと言うことです
その場で 充放電の状態を確認していただき 問題ないとの結果でしたので
この仕様に決まりました!

現状では 点火回数は5回、4000rpm、3回ですが
これも変更すると 変化はあると思います
納車後、点火時期も含めて
いろいろと試していただけると思いますので
詳しいインプレ等は にえガレさんにお任せします

今回で、RZ250をフルコン仕様にしますは ひとまず終了します

フルコン、エンジンマネージメントシステムEMSの詳細は
http://www.ne.jp/asahi/twin/top/syouhin/EMS/ems.html






 


RZ250にフルコン(EMS)の取り付け その12 DC_CDIとV-UP16

今日は 天候も回復しましたので RZ250の続きです

TCI(フルトラ)点火装置ですので V-UP16が使用できます
また、DC_CDIも試してみることにしました
すべて マルチスパーク仕様でのテストです
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下の写真は MSAのEMS仕様とV-UP16試作品バージョンです
EMSとMSAとの組み合わせはテスト済みでので
これにV-UP16を装着して走ります
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次は 私がジェットスキー用に製作販売していた
8CHデジタルCDIの電力部分です 
点火時期制御回路とは別に製作していましたので
EMSでも 対応できるんですね!
この、DC_CDI電力部分は V-UP16も組み込み済みでして
下の写真のような大きさになりますので
RZ250には 積むことは不可能だと思います・・・(笑)
この8CHデジタルCDIは 現在、廃盤としました
過去にジェットスキー(2ストローク2気筒、760cc)も
フューエルインジェクション仕様で乗っていましたよ
http://jetski2004jp.at-ninja.jp/index.html
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どれも 正常に火花を飛ばして走りますよ!

今回、点火装置だけでも いろいろと作り、試しましたね~
下の写真で 
右、RZ250と同じ方式、AC_CDIの電力部分です
中、TCI点火MSA仕様とV-UP16試作品バージョンです
左、ジェットスキー用に製作したDC_CDI(V-UP16内蔵品)
豪華でしょ!
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ジェットスキー用DC_CDIは 水の上で使用しますので
とにかく強い火花を飛ばすことを優先に製作しましたので
消費電力が多く 充放電が成り立たないと思われますが
AC_CDIよりは 良さそうな印象ですよ
CDI点火でも 低回転、2回のマルチスパーク仕様です

TCI(マルチスパーク仕様)とV-UP16の組み合わせは 
充放電はぎりぎり大丈夫のようです

私の感想は
TCI(フルトラ)点火のマルチスパーク仕様
プラス、V-UP16が一番の お気に入りとなりました!

詳しくは オーナーのにえガレさんに乗っていただき
インプレをお願いしたいと思います

フルコン、エンジンマネージメントシステムEMSの詳細は
http://www.ne.jp/asahi/twin/top/syouhin/EMS/ems.html

RZ250にフルコン(EMS)の取り付け その11 問題点・・・

RZ250にエンジンマネージメントシステムEMSの取り付けも 
車両は 完成して試運転も済ませました
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AC_CDI、TCI(フルトラ)点火 両方ともテストして作動も問題ありません
点火時期も パソコンで自由自在に設定できます
レブリミッターも 任意の回転数で設定できま 
リミッターの入り方も非常にやさしいですよ 
トルクが抜けていくような感じで入ります このリミッターは良いですよ!

しかし、まったく問題が無いわけではありません
何が問題か と言うと・・・
始動性が ノーマル状態より悪くなっています
このRZ250はもともと始動性は非常に良かったのです
軽くキックすれば あっさりエンジンは始動していました

あらかじめ予想はしていましたが・・・ 
問題は キックスタートです 
スターターでの始動のように クランキング回転数が
安定しないことに原因があります
キックスタートでは キックペダルを踏み下ろすにしたがって
回転数は増加して 始動しない場合は
その後は回転数は下がり止まります
このように始動時に毎回転ごとに回転数が変化することで
点火時期の安定性が悪くなっています
気合を入れてキックすれば さほど問題なく始動しますが
ノーマルのように軽くキックすると始動できないことも多々有ります
また、2000rpm以下での点火時期の安定性も
ノーマルに比べれば 若干悪く ふらつきます
それ以上の回転数であれば 点火時期は安定しています

試してみなければ 正確なところはわかりませんが・・・
現在、ピックアップはノーマルを使用しています
フライホイールに2箇所(180度)突起があり これを検出して制御しています
私のBANDIT1200は12個の突起を検出しています
先日、製作したFIAT500チンクでは36個の突起を検出しています
これらのように もう少し突起を増やして 
細かく拾えば解決するのではないかと思います
しかし、フライホイールを改造することになりますので
難易度が高くなります

私が試乗した限りでは 
エンジンが始動してしまえば さほど問題にはならないと思いますが
最終的には、オーナーのにえガレさに試乗していただき 
判断していただこうと思います

これで この企画はひとまず終わろうかと思いましたが
せっかくTCI点火も試しましたので・・・
次回は TCI点火に当社の商品 V-UP16を取り付けて
テストしてみようと思っています

また、CDI点火装置でも 今は廃盤にしましたが
以前、ジェットスキー用にDC_CDIも製作していました 
私のジェットスキー用に製作したものがありますので
こちらもテストしてみようか?
こんな事も考えています

このような状況ですので もう少し、続きます・・・

フルコン、エンジンマネージメントシステムEMSの詳細は
http://www.ne.jp/asahi/twin/top/syouhin/EMS/ems.html

RZ250にフルコン(EMS)の取り付け その10 そろそろ完成としますか

RZ250のフルコン仕様も そろそろ完成ですね
 
RZ250、フルコン仕様の当初の予定は 
オーナーのにえガレさんとの打ち合わせで・・・
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エンジンマネージメントシステムEMSを搭載して
点火時期を自由に設定できるようにして
可能であれば 点火マップは3次元で制御する
もちろんデーターロガーを使用して
走行後の検証、セッティングに役立たせる
また、車両側の改造は可能な限り少なくして
特に ピックアップは純正品を使用する
このような予定です
 

今回のRZ250へのEMS取り付けは
どのような仕様になったのか、と言いますと・・・
ピックアップは純正を使用して
調整値も純正値のまま使用できました
ワイヤーハーネスを別途製作しましたので
極力、純正ハーネスの改造をせず取り付けできたことと
EMS関連の配線は 独立していますので
信頼性の向上と万が一のときのトラブルシューティングも楽に出来ます

車両側の配線は ピックアップ、CDI用のACジェネレーターのみ
純正配線を使用しています
このため 純正のCDIをカプラーと差し替えることで 
純正CDIでの運転も可能です

肝心な点火装置は
AC_CDIの火花を作るところは 当社で製作しました
以前、テストで製作したものより ずいぶん小さくなりました
また、CDIでも 低回転のみマルチスパーク仕様で製作しました
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これとは別に CDI点火ではなく 
TCI(フルトラ)でのテストも 今回は行ないました
当社が製作する マルチスパークアンプMSAを
フルコン用に改造したもので もちろんマルチスパーク仕様です
2ストロークエンジンへは 初めてのテストです

3次元制御は スロットルポジションで行なうことは難しく
キャブレターのインシュレーターをつなぐパイプから
マニホールド負圧を取り出し これをエンジンの負荷として
使用して 3次元制御を可能にしています
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おまけの機能として 吸気温度、エンジン温度の
計測も可能としました
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セッティング方法では
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私がBANDIT1200でセッティング中に こんな物があれば便利!
と思って製作した マップ切り替えスイッチ
ログマークスイッチ、点火時期変更ダイヤル
こちらも 今回搭載しましたので
セッティングには 大いに役に立つと思います

次回は 完成と問題点です

フルコン、エンジンマネージメントシステムEMSの詳細は
http://www.ne.jp/asahi/twin/top/syouhin/EMS/ems.html
プロフィール

twintop yoshi

twintop yoshi
車やバイク用の点火チューニングパーツ、V-UP16やマルチスパークアンプMSAの製造販売、当社のエンジンマネージメントシステムEMSフルコンを使用して キャブ仕様からインジェクション仕様への変更も行ったりしています

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